活用事例紹介005:岡田朋哲先生の「ルーレット教材」
Teach Uで配信している教材の活用事例を紹介する「活用事例紹介」,第5弾です。
東京で特別支援学校の先生をされている岡田朋哲先生は,アナログやデジタル問わず,たくさんの教材を作成して発信されている先生です。今回,Teach Uのルーレット教材をカスタマイズして,目の前の子どもたちに使いやすいカタチのルーレット教材に作り替えた教材を紹介してくださりました。実際にPowerPointで作ったルーレットの動画を提供いただきました。
ルーレットゲーム
こちらはルーレット教材です。ルーレットの一部だけを表示できるように,黒いパーツで上からマスクするひと工夫を加えられています。また,Teach U教材のルーレットのボタンをより押しやすいように,ボタンの大きさを大きくし,左右に配置されています。
こちらのルーレットを使った授業実践の様子をまとめてくださっています。
〈ルーレットゲーム〉
算数3段階 データの活用の単元です。ミニゲームの結果を表やグラフで表し、結果を確認します。3段階の子どもたちだからこそ、ボウリングのような具体物ではなく、数字を使ったゲームをしたいと考え、ルーレットを活用しました。なお、ルーレットを自分で操作できるように、
①ルーレットマスは0(空白)、1、2
②止まったマスがわかるようにブラインドを追加
③スタート、ストップボタンのサイズ、位置の調整
をしました。
結果は大盛り上がり。2が出るとジャンプして喜び、0が出ると肩を落としてとぼとぼ自席へ。グラフが埋まってくると、「〇〇さんと同じだ!!」「僕がいちばん!」と、自分からグラフからデータを読み取っている子もいました。
Teach Uはシンプルな教材であるため、実態に合わせたカスタマイズが簡単にできます。とてもおすすめです!
ルーレット自己紹介
こちらもルーレット教材です。「ルーレットゲーム」と同様の工夫が施されていますが,内容は数字から人の顔に変更されています。
〈自己紹介〉
ルーレットに子どもたちの写真を貼り、子どもたち自身にルーレットを回してもらいます。教員が一人一人の子どもを紹介するよりも、意欲的に活動に参加することができました。また、「次は誰だろう」と自分以外の友達に対する興味も高まったようでした。
岡田先生,ご活用ありがとうございました!!また,実践紹介など,お待ちしております♪
岡田先生がカスタマイズされた,大元となるルーレット教材
こちらのルーレット教材をダウンロードし,使いやすいようにカスタマイズされていました。