8月25日~日本特殊教育学会第61回大会で発表します
ここ数年は毎回参加しているこちらの学会の大会。
2017年の愛知大会(名古屋国際会議場)は参加者として。
2018年の大阪大会(大阪国際会議場)は,ポスター発表1本。
2019年の広島大会(広島大学)は,自主シンポジウムの話題提供者1本+ポスター発表1本。
2020年の福岡大会(WEB開催)は,自主シンポジウムの話題提供者2本+ポスター発表1本。
2021年のWEB大会は,自主シンポジウムの話題提供者1本+口頭発表1本。
2022年の記念大会(つくば国際会議場)は,自主シンポジウムの話題提供者1本+ポスター発表1本。
そして2023年の第61回大会(横浜国立大学)は対面(オンライン併用)で,自主シンポジウムの指定討論者1本+ポスター発表1本(サブのポスター発表2本)です。
プログラムが公開されたのでご紹介します。
発表について(時系列)
★ポスター発表 P2A-21
知的障害教育と日本語教育における言語能力育成を志向したデジタル教材開発とWeb公開
8月26日(土)9:30~10:30 教育文化ホール1階
キーワード: 知的障害教育 / ICT / 日本語教育
科研費(奨励研究)の内容になります。最近,Teach U で開発を進めている知的障害特別支援学校向けの「言語能力育成を志向したデジタル教材」が,世界中の日本語教育を支援・指導する教師から反響が度々寄せられています。知的障害教育と日本語教育における教材の共通項を見出したい,というのが本研究の大きな目的です。昨今,外国籍の児童生徒が特別支援学級に在籍するケースが増えていること,教員が足りない実態,教材の効率化による働き方改革の視点等からも,効果的かつ効率的な教材開発は大事だなと感じています。日本語教育の教材情報を収集しているところですので,参加者の皆様と教材情報のやり取りなどさせていただければと思っています。
★自主シンポジウムⅠ-27
特別支援学校におけるプログラミング教育を創る 2023
―個別最適な学びと協働的な学びを実現するプログラミング教育実践―
オンデマンド配信+8月26日(土)11:00~12:00 都市科学:102
キーワード: プログラミング教育 / 知的障害特別支援学校 / 個別最適な学び / 協働的な学び
今回は初めて指定討論者として登壇します。話題提供者の先生方とお話ししたい内容としては,プログラミング教育をはじめとした,教育全般における積極的なICT活用について,特別支援教育の教育現場でどう進めていくとよいか,やり取りの中で参加される皆さんと考えたいと思っています。そこにカリキュラム・マネジメントの視点や教育集団としての組織づくりについても考える機会にしたいです。
★ポスター発表
情報活用能力を発揮して未来社会を切り拓く知的障害のある児童生徒の育成
P3A-11 (1)~中学部理科「実験してみよう・調べてみよう①【電気の通り道】」の授業実践と一考察~
P3A-12 (2)中学部理科「実験してみよう・調べてみよう【風の力の働き】」の授業実践と一考察
8月27日(日)9:30~10:30 教育文化ホール1階
キーワード: 情報活用能力 / 知的障害教育 / 探究的な学び
昨年度まで熊本大学教育学部附属特別支援学校で研究をしていた情報活用能力に関する授業実践についての発表を同僚が行います。知的障害特別支援学校における理科の「電気」と「風」についての試行錯誤を,具体的な実践を交えてお伝えします。2つ並びで同じ時間帯になりますので,参加者の皆様とじっくり情報交換ができると期待しております。知的障害特別支援学校における理科については,なかなか授業の取組事例を目にしないので,ご興味のある方がおられましたら当日会場へお越しください。一般社団法人 日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)が開発した「情報活用能力ベーシック」を用いた授業実践を報告します。
参加申込は2023年7月31日(月)18時00分までとのことです。
日本特殊教育学会第61回大会
https://www.jase.jp/taikai61/
特総研の研究協力 知的障害教育における授業づくりと学習評価に関する研究
また,今回は令和3-4年度で熊本大学教育学部附属特別支援学校が研究協力をした,国立特別支援教育総合研究所(特総研)のポスター発表も行われるようです。そちらもチェックしようと思っています。
★ポスター発表
8月25日(金)14:00~15:00 教育文化ホール1階
関連情報:特総研 研究成果報告書サマリー集(令和4年度終了課題)
https://www.nise.go.jp/nc/report_material/research_results_publications/report_summary/r4