コラム032:いいとこどり


高校時代,ポケットベルは持っていませんでした。20世紀末。

なので,公衆電話ボックスの黄緑のプッシュ電話に10円入れて,入力文字の表を片手にドキドキしながら数回入力した程度。

大学で親元を離れることが決まり,いよいよPHSを飛び越えて携帯電話持ちに。ケータイは,DIGITALって書いてあって。

たしか最初はNECのNシリーズだったか。アンテナ伸ばすやつ。その後,パカパカタイプにあこがれて,三菱のDシリーズの下半分パカパカのやつにして,アンテナも伸びる一挙両得。何度伸ばしたり縮めたりしたか。見えない電波を探したか。

そのあたりで,「iモードっていうのがある」という話を耳にするように。でも,iモード機種はオプションで有料だしいらないな,と,しばらく機種変更せず,契約せず。手打ちと耳コピで着メロ作る日々で,めっちゃ時間かけて作った着メロが消えて途方に暮れることもしばしば。そんなこんなで,iモードも普通になり,インターネットが身近に。MOVAがFOMAに進化し,それもまた,普通になっていき…。その後は,形状は落ち着いて,小型化やカメラの画素数などスペック競争などが流行ったかな。なんか,いろいろ思い出してしまいました。

思えば,デジタル機器って,しのぎを削って進化をして,流行りに流れて淘汰され,結局1つのスタイルに落ち着くイメージがあって。その筆頭が,自分の中では携帯電話だなぁと,しみじみ思います。デジカメやパソコンもありますけど,やっぱりケータイ。今は,ほとんど四角い板状。しばらくこれな気がしますが,最終形なのかな。

そのひとまわりでっかい板のタブレットが,学校に入ってきて,いろいろ変化を起こしています。結局,何ができるようになったんだろう。

タブレットがなかった時の学習と,今の学習を比べると,いろいろ見えます。いろいろなことが効率化されたり,便利になったり,できないことができたりします。ただ,新たなものになりかわるというより,引き出しが増える感じなのかな,と個人的にはしています。元々いいものはいいし,リアルに敵わないものはたくさんあります。

OSが多様化していて,付随するいろいろなサービスもたくさん出ていて。これも,いずれはそれぞれ似てきて,1つのスタイルになっていくのかな,なんて。

そして,アナログな生活がある以上,アナログな方法は消えないわけで,でも,デジタルな生活が増えれば,デジタルな方法に対応する必要がある。

要は,アナログとデジタルのいいとこどりな生活が,今後広がっていくのかなと思うわけです。少しはそうなるかなと思っていたけど,コロナ禍で一気に現実味を帯びた感じです。

そんな,いろいろ混ざった世の中を生きていくのには「情報活用能力」が必要になるのかなと。何が起こるか分からないし。デジタル機器をうまく使って,たくさんの情報もうまく使って。情報活用能力を身につけて,発揮して,荒波の中を強く生きていく,そして,よりかかるところはよりかかって,支え支えられて,っていう子どもたちを育てていこうよ,というような(個人的には思っている)研究を去年から勤務校でやっています。今年も継続,2年目です。

こんな感じです。

「研究」というページに載せています。

2022年2月12日(土),2がたくさんつく,連休の合間でございますが,よかったら,いかがでしょうか。12月ぐらいに詳しいことはお知らせ予定です。

ちょっとタッチを変えて,いつもとなんか違うようなコラムと書いておきながら,しれっと告知でした。

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投稿者プロフィール

後藤匡敬
後藤匡敬
GOTOU, Masataka
熊本大学教育学部附属特別支援学校 教諭
熊本大学大学院教育学研究科教職実践開発専攻
 特別支援教育実践高度化コース 非常勤講師(2020年度~)

★「Teach U」管理者
★モリサワUDフォント・エバンジェリスト

★(公財)学習情報研究センター
 「2020年度学習デジタル教材コンクール」学情研賞
★(一社)日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)
 「ICT夢コンテスト2019」優良賞
★令和2年度 熊本大学教育活動表彰 グランプリ(一般表彰区分/共同受賞)
★科研費(奨励研究)2018,2019,2021年度採択 研究代表者

#特別支援教育#ICT#ものづくり
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