書籍「はじめよう!デジタル・シティズンシップの授業:善きデジタル市民となるための学び」に実践が掲載されます


日本標準さんから発売される「はじめよう!デジタル・シティズンシップの授業:善きデジタル市民となるための学び」(日本デジタル・シティズンシップ教育研究会 (編集))。小,中,高校,特別支援学校の指導案,ワークシート,副教材等が掲載された日本初のデジタル・シティズンシップカリキュラム集とのことです。こちらに授業実践について掲載されることになりました。「11 iPadを味方にしよう~親子ICT教室の取り組み~【知的障害特別支援学校 中学部】」という実践です。卒業して端末を手にしてから個人それぞれが使い方や向き合い方を学ぶのではなく,学校段階で子ども本人だけでなく周りの大人も巻き込んで丁寧に学ぶ機会をもちたい,という思いも込めて取り組んでいる授業実践です。

Amazon日本標準オンライン書店で詳細が公開されています。

また,購入者がアクセス可能な教材ダウンロードできる専用サイトもあるとのことです。

学校での端末活用が必須となった今、「デジタル・シティズンシップ」の考え方が急速に教育界に広まっています。「デジタル・シティズンシップ」とは、「デジタル技術の利用を通じて社会に積極的に関与し、参加する能力」のこと。本書の副題が「善きデジタル市民への学び」となっているのは、単なる善き使い手ではなく、「善きデジタル市民」を目指すデジタル・シティズンシップ教育の本質を示しています。
本書では、➀メディアバランスとウェルビーイング、2プライバシー・セキュリティ、3デジタル足あととアイデンティティ、4対人関係とコミュニケーション、5ネットいじめ・オンライントラブル、6ニュース・メディアリテラシーの6つの領域で実践事例を紹介し、デジタル・シティズンシップ教育の具体的な指導案、ワークシートを提案しています。
実践は、小学校・中学校・高校10事例、特別支援学校3事例を掲載。特別支援学校を対象とした「デジタル・シティズンシップ」の指導案の提案は今までにないものです。本書は、日本のデジタル・シティズンシップ教育を牽引する指導案集として教育現場に寄与することを目指しています。

実践13事例 【 】は対象学年
1 メディアバランスってなんだろう?!【小学校低学年】
2 メディアの見方を考えよう【小学校低・中学年】
3 情報の確かさを見極めよう【小学校中学年】
4 著作物は誰のもの?【小学校中学年】
5 わたしたちのデジタル足あと【小学校高学年】
6 ネットいじめに立ち向かう【小学校高学年、中学生】
7 みんなにとって気持ちのよい使い方って?【小学校高学年、中学生、高校生】
8 ソーシャルメディアとデジタル足あと【中学生】
9 45億人の目と足あと【中学生】
10 刑を終えて出所した人の人権とメディアリテラシー【中学生】
11 iPadを味方にしよう~親子ICT教室の取り組み~【知的障害特別支援学校 中学部】
12 著作権・肖像権から自分の行動を考えよう【知的障害特別支援学校 中学部】
13 何を話していいのかな【知的障害特別支援学校 中学部】

https://www.amazon.co.jp/dp/4820807439/

ISBN:978-4-82-080743-8
対象:小・中・高・特別支援
仕様:110頁
発売日:2023年7月3日

編者の一人,今度珠美さんのツイートより。

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https://jdice11.peatix.com/

こちらのページにこれまで執筆参加などをした書籍関連の情報をまとめました。

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