ペンや消しゴムの機能についての「マクロボタン」


ペンや消しゴム,矢印カーソルに戻すことができる「マクロボタン」を紹介いたします.

スライドショー中に書き込みができると子供たちの意見を即座に画面に反映させることができますね.

また,電子黒板に書き込みの機能がない際にも役立つと思います.

それではまずペンの開発の仕方を順番に説明していきます.

①上にある「開発」と書かれたタブをクリックします.
②下に表示された「コマンドボタン」というところをクリックします.するとカーソルが十字型に変化すると思います.


③「マクロボタン」を設置したいか所にカーソルを移動させ,クリックします.すると,ボタンが表示されたと思います.


④表示されたボタンをダブルクリックすると,開発画面が表示されます.


⑤開発画面の「Private Sub CommandButton1_Click()」と「End Sub」の間にコードをコピー&ペーストすることで「マクロボタン」の完成です.


 

コードは以下の通りです.そのままコピーし,開発画面でペーストしてください.

With ActivePresentation.SlideShowSettings.Run.View
.PointerColor.RGB = RGB(255, 0, 0)
.PointerType = ppSlideShowPointerPen
End With

これでペンの機能が付いた「マクロボタン」の完成です.
色は赤になっています.色はRGBで指定しているので,RGBのかっこの中の数字を調整することでほかの色のペンにすることができます.
(例:青色0,0,255 黄色255,255,0 緑0,255,0)

次に消しゴムについての「マクロボタン」についてです.
やり方は先ほどと同じで,コードは以下のコードをコピー&ペーストしてください.

With ActivePresentation.SlideShowSettings.Run.View
.PointerType = ppSlideShowPointerEraser
End With

次にペンや消しゴムになったカーソルを通常の矢印カーソルに戻す「マクロボタン」についてです.
以下のコードをコピー&ペーストしてください.

With ActivePresentation.SlideShowSettings.Run.View
.PointerType = ppSlideShowPointerArrow
End With

「マクロボタン」のデザインの設定についてはこちらをご覧ください.

https://musashi.educ.kumamoto-u.ac.jp/tsukalab-6/

完成させたものを保存する際に気を付けてほしいのですが,拡張子をマクロが有効となる「PowerPointマクロ有効プレゼンテーション」に変更してから保存してください.

サンプルのパワポ教材はこちらです.

ダウンロードしたパワポ教材を開く際は,「編集を有効にする」と「コンテンツの有効化」を2つクリックしてください.下に表示してある画像を参考にしてみてください.

Follow me!


ペンや消しゴムの機能についての「マクロボタン」” に対して1件のコメントがあります。

コメントは受け付けていません。