【ご案内】熊本大学教育学部附属特別支援学校 第35回研究発表会(2022年2月12日(土)開催)


2022年2月12日(土),昨年に引き続き,勤務校はオンラインで研究発表会をします。案内チラシは,タブレット端末をイメージしてデザインしました。

勤務校である熊本大学教育学部附属特別支援学校の第35回研究発表会が2022年2月12日(土)に開催されます。

↓この度,勤務校HPにて申込受付を開始いたしました。

https://www.educ.kumamoto-u.ac.jp/~futoku/

今年度は,オンライン開催です。研究テーマは…

情報活用能力を発揮して未来社会を切り拓く知的障がいのある児童生徒の育成(2年次)
~学習効果の最大化を目指した新しい授業スタイルの探究~

です。

研究主任から全体会で研究全般の説明の後,熊本大学大学院教育学研究科准教授・菊池哲平先生に「未来社会を切り拓く情報活用能力の育成と特別支援教育」という演題でご講演いただきます。

その後,各学部による分科会ポスター発表①②と続き,ご講演の菊池先生に加え,熊本大学の塚本光夫教授,高崎文子准教授,本吉大介准教授にそれぞれご助言いただきます。今回は,毎回好評いただく大学の先生方からの助言をすべて聞けるように,時間をずらしてあります。最後は,菊池先生にクロージングでまとめていただきます。

Zoomで実施しますが,新たな取組として,オンライン交流スペース「oVice(オヴィス)」を活用し,参加者の皆様とつながる研発を目指しています。

初めて耳にされる方もおられると思いますが,oViceは,バーチャル空間で自分のアイコンを動かし,話したい人と話せるオンライン交流スペースで,公式サイトによると「となりで話しているような,バーチャル空間を。」がキャッチフレーズのようです。oViceの紹介動画はこちらをご覧ください↓

他の動画もご覧になりたい方はこちらから[oVice—YouTube]
https://www.youtube.com/channel/UCbnecT6KetOtb8RAPn1eDiQ

参加者向けに,研究発表会用特設ホームページを開設する2月上旬から研究発表会当日まで,oViceのバーチャル空間を開放する予定です。当日も,クロージング後は発表者がoViceのバーチャル空間に現れることにしておりますので,発表後の情報交換や雑談の場等にご利用いただけます。初めての方向けに,ちょっとした企画も検討中です。

2年目の研究です

昨年度のコロナ禍でできることを模索した結果,Zoomをはじめとしたオンラインツールやロイロノート・スクールのようなクラウド型の学習ツールの活用が広がりました。タブレット端末を活用し,物理的距離を保ちながら,教室や家庭での学びなど,「つなぐ」「つながる」学習が日常の姿となり,教室内に一気に「画面」が増えました。今年度も,その姿が継続しています。

言語能力,問題発見・解決能力と並び,あらゆる教科等で必要で「学習の基盤となる資質・能力」とされている【情報活用能力】についての研究です。情報で溢れる世の中を生きていく上で,情報活用能力育成は大事だなと,授業実践をする中で強く感じます。知的障害教育では,特に丁寧に取り組む必要性も感じます。

今年は,~学習効果の最大化を目指した新しい授業スタイルの探究~というサブタイトルを付けました。

これまでの紙と鉛筆による学習の形に,ICT機器を活用した学びをバランスよく組み合わせることで,これまでは難しかった新しい学習の形ができるのではないか,それにより,学習効果を最大化できるのではないか,探究を重ねている今年度です。その結果,数年前の本校の姿とは大きく異なる新しい授業スタイルができつつあります。

これからの学びについて,一緒に考えていきませんか。申込が始まっております。熊本大学教育学部附属特別支援学校のホームページより,お申し込みください。

※申込締切 2022年2月4日(金)

https://www.educ.kumamoto-u.ac.jp/~futoku/

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