コラム010:なぜ,公式YouTubeチャンネルを開設したのか
先日,Teach Uの公式YouTubeチャンネル「Teach Uチャンネル」をスタート。
いろいろ情報を集めながら,トライ&エラーの末,形となりました。
ここまでで,まずは達成感。
ここで,コラム表題の件。
なぜ,公式YouTubeチャンネルを開設したのか
その理由は最近こちらの↓の最後の方に書きました。
実は,この記事には書いていませんが,真の理由がありました。それは,勤務校の公式YouTubeチャンネルを立ち上げるのに,YouTubeチャンネル運営のイメージをつかむ練習のためということ。
そして,立ち上げました。
立ち上げてみると,いろいろな課題が浮かび上がりました。
「そもそも学校で公式チャンネルを立ち上げることは可能なのか」
から始まり,
「いったい何のためにYouTubeチャンネルを開設するのか」
「誰に向けて発信するのか」
「誰が更新するのか」
「更新する手順は何か」
「何をコンテンツとしてアップするのか」
「いつまで更新するのか」
…などなど。
始業式や入学式以来会っていない子も多い中,
直接会うことのできない今の現状の中で見出した一つの活路が,
今回の公式YouTubeチャンネルの開設です。
推進する上で,校内に「遠隔教育推進プロジェクト(仮)」を立ち上げることになりました。
年度当初予定していたものではなく,+αで行うことなので,
担当する先生方に負担が集中しないよう意識した組織運営をみんなで考えています。
一つずつ一つずつ課題を解決しながらクリエイトしています。
元々予定になかったことですから,計画などはありません。
計画なしで,複数人で進める難しさを感じながら,日々試行錯誤しています。
ポイントは,形はどうであれ「共通理解のための対話」のようです。
PDCAのP(計画)を立てては崩れ,また立てては崩れ,そこに時間を費やす現状。
時間をかけて立てた計画が,簡単に崩れてしまうのですから,時間がいくらあっても足りません。
絶えず変わる現状に対して,様々な計画を立案する先生方,
特に管理職の先生方の負担感は目に見えており,
+αをしたことによって,そういった方々に負担をかけたくない意識が個人的に強いです。
なので,できるだけ管理職の先生方に負担のかからないシステム構築を行い,推進しているところです。
ちなみに,「何をコンテンツとしてアップするのか」ですが,
各学部自然発生的にいろいろなアイデアが生まれています。
【公開:だれでも閲覧可能なもの】2020年4月22日時点
○校歌
○タイムラプス動画(職員作業/給食室)
○教室のメダカの水槽のようす
【限定公開:児童生徒・家庭向け】2020年4月22日時点
○管理職からのご家庭向けのあいさつ
○学校オリジナルソングのダンスミュージック
○作業製品制作の様子
○各学部からのメッセージビデオ
○保健体育の時間に行うなじみのあるストレッチの動画
○清掃技能検定の手順
○新入生向け見通し動画
○お手伝い動画
○チャレンジ動画
【限定公開:職員向け】2020年4月22日時点
○遠隔教育の校内研修のキャプチャ動画
こう見ると,今のところ,限定公開動画が多い状態です。
YouTubeに併せて,別の方法も検討中です。
その中で,Teach Uが遠隔教育で活用できるかもしれないことが分かってきました。
今後,そういった視点でのTeach U教材も考えていこうと思います。
臨時休校時の記録シリーズ
全4回シリーズでまとめています。
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